2007年11月12日
Zippo (ジッポー) ハンディウォーマー
Zippo Handy Warmer(ジッポー ハンディウォーマー)は、オイル充填式のカイロです。
ライターで有名なジッポーですが、白金(プラチナ)触媒を使ったカイロも発売しています。
白金(プラチナ)カイロは、使い捨てカイロと違って、捨てる部分はありませんから、エコロジーという点でも優等生です。
白金カイロの熱発生のメカニズムですが、燃料を直接燃やして、熱を発生させているわけではありません。
それは、白金(プラチナ)に秘密があります。
なぜ白金を使用しているのかと言いますと、それは白金の触媒作用を利用しているからです。
白金の金属の表面には、化学反応の速度を高める能力が備わっていることが知られています。
その能力を利用している例としては、排気ガス処理に脱臭などがあります。
そして、白金カイロの熱を発生させているメカニズムは、同じ触媒作用を利用したもので、白金がベンジンと酸素を結び付け、このとき発生する酸化熱で、カイロは温まるのです。
熱カロリーが極めて高く、ベンジン1cc当り11,500カロリーもの熱エネルギーを放出します。
この熱エネルギーは、安全に、安定的に、長時間にわたって熱を発生させることができるのです。
この熱発生のメカニズムは、1923年に的場仁市(マトバニイチ)氏によって発明され、同氏が創業した株式会社ハクキン(大阪市)から白金カイロが発売されました。
白金カイロは昭和37年頃より、南極観測隊に携行されるようになり、現在は北極探検家、世界の巨峰に挑戦する登山家、オーロラ撮影カメラマン、その他極寒の地での仕事や作業をされる多くの人々によって、その暖かさのパワーが証明されています。
Zippo Handy Warmer(ジッポー ハンディウォーマー)のオリジナルの特許は的場氏のもので、製造も株式会社ハクキンによるOEMです。
パッケージの中身です。
カイロ本体・専用袋・注油カップ・ZIPPOオイル小缶(133ml)・取り扱い説明書
の5点です。
注油カップは、上線と下線の目盛があります。
注油の量ですが、カップの下の線までだと約6時間(6.25cc)、上部の線まで入れて約12時間(12.5cc)、2杯(25cc)入れると約24時間持続するとのことです。
キャップをとり、中のバーナーを外します。
このときプラチナ触媒には直接ふれてはいけません。
注油カップを用いてジッポーオイルを軽量し、注油口へゆっくりと注ぎます。
タンクの最大容量は、注油カップ上線にて2杯(25cc)までです。
最大容量の注油で約24時間の使用が可能です。
バーナーを取り付け、タンクを斜めに持ち、マッチかライターの炎を3~5秒間プラチナ触媒に当てます。
実際には、プラチナ触媒に火はつきません。
発熱作用のキッカケを作る熱を与える為の点火です。
キャップの側面にあるのが、インジケーターです。
色はオレンジです。
インジケーターは、40℃以上の熱を感じると濃いオレンジ糸に変色しますが、外気温が高い場合は、元のオレンジ色に戻らない場合があります。
キャップにあるインジケーター部分をバーナーに約10~15秒あて、発熱の確認をします。
発熱時に発生する水蒸気による確認も行えます。
キャップの側面をバーナーにあてた時に、水蒸気によるくもりが確認できれば発熱しています。
インジケーターの色が濃いオレンジ色に変われば発熱しています。
変色しない場合は、もう一回点火を行います。
キャップを取り付けて、ウォーマーを専用袋に入れて使用します。
専用袋は、やぶれ、ほつれが発生した場合にも新に手に入れることができるので安心です。
専用袋はコチラで手に入れることができます。
Zippo(ジッポー) フリース袋 ハンディウォーマー用
バーナーは消耗品です。
通常の使用で70~90回の発熱ができます。
快適に使うためには、1シーズン毎に取り替えたほうが良いようです。
バーナーはコチラで手に入ります。
Zippo(ジッポー) 交換バーナー ハンディウォーマー用
Zippo Handy Warmer(ジッポー ハンディウォーマー)の触媒燃焼は、クリーン、低燃費、ハイパワーの点で優れています。
排ガスは無害な炭酸ガスと水のみで、有害な一酸化炭素や窒素酸化物は一切発生しません。
また、わずか25ccのべンジンで24時間保温できる低燃費です。
さらに使い捨てカイロの13倍の熱量があります。
これを使えば、もう、使い捨てカイロに戻れなくなるかも知れません。
★他の人気アウトドア情報は、こちらのランキングでチェック↓
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ライターで有名なジッポーですが、白金(プラチナ)触媒を使ったカイロも発売しています。
白金(プラチナ)カイロは、使い捨てカイロと違って、捨てる部分はありませんから、エコロジーという点でも優等生です。
白金カイロの熱発生のメカニズムですが、燃料を直接燃やして、熱を発生させているわけではありません。
それは、白金(プラチナ)に秘密があります。
なぜ白金を使用しているのかと言いますと、それは白金の触媒作用を利用しているからです。
白金の金属の表面には、化学反応の速度を高める能力が備わっていることが知られています。
その能力を利用している例としては、排気ガス処理に脱臭などがあります。
そして、白金カイロの熱を発生させているメカニズムは、同じ触媒作用を利用したもので、白金がベンジンと酸素を結び付け、このとき発生する酸化熱で、カイロは温まるのです。
熱カロリーが極めて高く、ベンジン1cc当り11,500カロリーもの熱エネルギーを放出します。
この熱エネルギーは、安全に、安定的に、長時間にわたって熱を発生させることができるのです。
この熱発生のメカニズムは、1923年に的場仁市(マトバニイチ)氏によって発明され、同氏が創業した株式会社ハクキン(大阪市)から白金カイロが発売されました。
白金カイロは昭和37年頃より、南極観測隊に携行されるようになり、現在は北極探検家、世界の巨峰に挑戦する登山家、オーロラ撮影カメラマン、その他極寒の地での仕事や作業をされる多くの人々によって、その暖かさのパワーが証明されています。
Zippo Handy Warmer(ジッポー ハンディウォーマー)のオリジナルの特許は的場氏のもので、製造も株式会社ハクキンによるOEMです。
パッケージの中身です。
カイロ本体・専用袋・注油カップ・ZIPPOオイル小缶(133ml)・取り扱い説明書
の5点です。
注油カップは、上線と下線の目盛があります。
注油の量ですが、カップの下の線までだと約6時間(6.25cc)、上部の線まで入れて約12時間(12.5cc)、2杯(25cc)入れると約24時間持続するとのことです。
キャップをとり、中のバーナーを外します。
このときプラチナ触媒には直接ふれてはいけません。
注油カップを用いてジッポーオイルを軽量し、注油口へゆっくりと注ぎます。
タンクの最大容量は、注油カップ上線にて2杯(25cc)までです。
最大容量の注油で約24時間の使用が可能です。
バーナーを取り付け、タンクを斜めに持ち、マッチかライターの炎を3~5秒間プラチナ触媒に当てます。
実際には、プラチナ触媒に火はつきません。
発熱作用のキッカケを作る熱を与える為の点火です。
キャップの側面にあるのが、インジケーターです。
色はオレンジです。
インジケーターは、40℃以上の熱を感じると濃いオレンジ糸に変色しますが、外気温が高い場合は、元のオレンジ色に戻らない場合があります。
キャップにあるインジケーター部分をバーナーに約10~15秒あて、発熱の確認をします。
発熱時に発生する水蒸気による確認も行えます。
キャップの側面をバーナーにあてた時に、水蒸気によるくもりが確認できれば発熱しています。
インジケーターの色が濃いオレンジ色に変われば発熱しています。
変色しない場合は、もう一回点火を行います。
キャップを取り付けて、ウォーマーを専用袋に入れて使用します。
専用袋は、やぶれ、ほつれが発生した場合にも新に手に入れることができるので安心です。
専用袋はコチラで手に入れることができます。
Zippo(ジッポー) フリース袋 ハンディウォーマー用
バーナーは消耗品です。
通常の使用で70~90回の発熱ができます。
快適に使うためには、1シーズン毎に取り替えたほうが良いようです。
バーナーはコチラで手に入ります。
Zippo(ジッポー) 交換バーナー ハンディウォーマー用
Zippo Handy Warmer(ジッポー ハンディウォーマー)の触媒燃焼は、クリーン、低燃費、ハイパワーの点で優れています。
排ガスは無害な炭酸ガスと水のみで、有害な一酸化炭素や窒素酸化物は一切発生しません。
また、わずか25ccのべンジンで24時間保温できる低燃費です。
さらに使い捨てカイロの13倍の熱量があります。
これを使えば、もう、使い捨てカイロに戻れなくなるかも知れません。
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仕様:
●サイズ:約60x91x13mm
●付属品:オイル・専用フリースケース・注油カップ
●使用温度範囲:マイナス40℃
●時系列での温度変化:点火後、徐々に温度が上昇し、5~10分程度で(外気温によります)約80℃に達します。その後、オイルが燃焼し切るまでほぼ同じ温度を維持します。
●漏斗の形状を改良したニューバージョン
関連商品:
Zippo(ジッポー) オイル(小)
ジュンコレクション ハンディウォーマー ミニ
カワサキ(KAWASAKI) ポケットウォーマー
世界最大級のアウトドア&フィッシングの大型専門店
↓20万点以上の商品の中で、一番売れているアイテム↓
●サイズ:約60x91x13mm
●付属品:オイル・専用フリースケース・注油カップ
●使用温度範囲:マイナス40℃
●時系列での温度変化:点火後、徐々に温度が上昇し、5~10分程度で(外気温によります)約80℃に達します。その後、オイルが燃焼し切るまでほぼ同じ温度を維持します。
●漏斗の形状を改良したニューバージョン
関連商品:
Zippo(ジッポー) オイル(小)
ジュンコレクション ハンディウォーマー ミニ
カワサキ(KAWASAKI) ポケットウォーマー
世界最大級のアウトドア&フィッシングの大型専門店
Posted by natuler at 22:21│Comments(4)
│使用しているアウトドア道具
この記事へのコメント
私も20年来のお付き合いです。そして買い換える事なく今でも現役で活躍しています(笑)
使ってみれば解る暖かさ。経済性や熱量での「使い捨てカイロ」との比較では実感できない、芯から温まる熱自体の「質」の違いがあります。
実際雪山などで「使い捨てカイロ」がいかに暖かくないかは、ハクキンカイロユーザーは知っていますし、使わないとこの良さはわかりません。
ベンジンを使う事に対し安全性に不安がある方いるかもしれませんが、シンプルな構造で事故の可能性は低く、意外と簡単に安全に質の高い暖かさを得ることが出来ます。
登山やスキーのみならず、寒いところに行く方には間違いなくお勧めですね。
流石natulerさん良いポイントを抑えていらっしゃる!
使ってみれば解る暖かさ。経済性や熱量での「使い捨てカイロ」との比較では実感できない、芯から温まる熱自体の「質」の違いがあります。
実際雪山などで「使い捨てカイロ」がいかに暖かくないかは、ハクキンカイロユーザーは知っていますし、使わないとこの良さはわかりません。
ベンジンを使う事に対し安全性に不安がある方いるかもしれませんが、シンプルな構造で事故の可能性は低く、意外と簡単に安全に質の高い暖かさを得ることが出来ます。
登山やスキーのみならず、寒いところに行く方には間違いなくお勧めですね。
流石natulerさん良いポイントを抑えていらっしゃる!
Posted by 河童 at 2007年11月14日 03:57
20年現役とは、恐れ入りました。
実際に雪山で使用されたのですね。
シンプルだから故障が少ない、安全、質の高い暖かさなど、河童さんのコメントで、ますますこのハンディーウォーマーがお気に入りの道具になりました。
実際に雪山で使用されたのですね。
シンプルだから故障が少ない、安全、質の高い暖かさなど、河童さんのコメントで、ますますこのハンディーウォーマーがお気に入りの道具になりました。
Posted by natuler at 2007年11月15日 00:11
私もZippoのハンディウォーマー(ストラップ付)を昨年冬に購入して愛用しています。デザインも格好良くて、お気に入りの一品です。
満タンにすると、24時間以上暖かさを持続してくれます。春・秋のキャンプや、冬に屋外でスモークする時には欠かせません。キャンプでは子供達からすぐに奪われてしまいますが.....。もう1個買おうかな。
ストラップの長さ調整で、一番寒く感じるところ(お腹や、胸、背中・腰にまわして)にハンディーウォーマーを持っていけるので、大変便利です。燃料もZippoのライターと共有できることも非常にうれしいところです。
満タンにすると、24時間以上暖かさを持続してくれます。春・秋のキャンプや、冬に屋外でスモークする時には欠かせません。キャンプでは子供達からすぐに奪われてしまいますが.....。もう1個買おうかな。
ストラップの長さ調整で、一番寒く感じるところ(お腹や、胸、背中・腰にまわして)にハンディーウォーマーを持っていけるので、大変便利です。燃料もZippoのライターと共有できることも非常にうれしいところです。
Posted by babo at 2007年11月16日 02:29
ハンディウォーマーは、本体のデザインもフリースの収納袋のデザインもカッコイイですよね。
スモークもなさるんですか?
いつかチャレンジしようかと思います。
温めたい場所に調整できるストラップは、必須ですね。
私も、用意しようと思います。
ハンディーウォーマーは、我が家でも息子が一目見て気に入ったようです。
baboさんと同じく、もう一個、いや、もう2個買おうかと思います。(笑)
Zippoのライターの燃料は、ホームセンターやデパートでも手に入りやすい燃料ですね。
スモークもなさるんですか?
いつかチャレンジしようかと思います。
温めたい場所に調整できるストラップは、必須ですね。
私も、用意しようと思います。
ハンディーウォーマーは、我が家でも息子が一目見て気に入ったようです。
baboさんと同じく、もう一個、いや、もう2個買おうかと思います。(笑)
Zippoのライターの燃料は、ホームセンターやデパートでも手に入りやすい燃料ですね。
Posted by natuler at 2007年11月16日 05:17
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