前回の記事に続き、ギガパワーWGストーブの組み立て・準備編です。
■燃料について
スノーピークでは、純正のホワイトガソリンかストーブ専用のホワイトガソリンの使用を薦めています。
“自動車用ガソリンは、やむを得ない限り使用しないでください”とありますので、非常時以外は極力避けたほうが懸命でしょう。
ジェネレーターが詰まるなど、交換が必要になる場合があります。
そのほかに、
灯油、ディーゼル燃料、アルコール、航空機燃料などは使えません。
事故につながりますので、絶対止めましょう。
フューエルボトルにホワイトガソリンを、矢印のFILL LEVEL LINEまで給油します。
このFILL LEVEL LINEは、ボトル内の空気容量と密接に関係します。
ラインを超えて給油すると、炎はいつまでも安定しなくなります。
そのまま放置するとダンパーチューブから燃料が漏れ出て引火することがあるので、FILL LEVEL LINEは厳守しましょう。
車のエンジンオイルのレベルゲージを調べるのと同じように、付属のフューエルゲージをボトルに入れて、このLINEを超えないように確認しながら給油します。
ポンプユニットをフューエルボトルにゆっくりと差し込み、ボトルを上からみて時計回転方向にねじ込みます。
目安として、シールパッキンが接触して回転がやや重くなった時点から1/4回転ほどきつく締めます。
画像右側のメインバルブが矢印の時計回転方向に一杯に閉まっていることを確認します。
画像左側のスタート/クックレバーを、矢印方向にスタート側に回します。
次の工程のポンピングで、燃料が吹き出してしまいますので、メインバルブが閉まっていることと、レバーをスタート側にすることを必ず確認しましょう。
ポンプノブ中央の穴を指で塞ぎながら、エア漏れが発生しないようにゆっくりと50回を目安にポンピングします。
画像は、片手でデジカメを持っているので片手で行っていますが、実際には両手でシッカリ持ってポンピングしています。
燃料ボトルの準備は、これでOKです。
次に、ストーブ本体の準備です。
画像にある燃焼テスト済みステッカーを取り、ストーブ本体の脚(ゴトク)をゆっくりと開きます。
脚は回転させると正しい角度で開き、止まります。
バネでロックされます。
フューエルホース先端の保護キャップを取り外し、ストーブ本体のジェネレーターにフューエルホースを繋ぎます。
接続部分を押し当てて、時計回転方向に止まるまで回します。
フューエルホースの両端は、同じ形状なので方向性はありません。
締める際に、レンチなどの工具は要りません。
レンチなどで強く締めると、ネジ部分が破損する恐れがあります。
フューエルホースのもう一方を、ポンプユニットに接続します。
ゆっくりと押し当てながら、時計回転方法に止まるまで回します。
こちらも、レンチなどで強く締める必要はありません。
■フューエルホースについて
フューエルホースの両方の先端には、Oリングが付いています。
予備もついていますが、破損防止のために時々メンテナンスグリースを薄く塗布するように注意書きがありました。
これでストーブの組み立て、燃焼の準備の完了です。
ギガパワーWGストーブの着火・燃焼に続きます。
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