ギガパワーWGストーブの組み立て・準備編に続き、着火・燃焼編です。
着火すると同時に、勢い良く炎が上がるので、充分注意が必要です。
着火には、柄の長いマッチやライターなどを用意しておくと便利です。
ストーブ本体のコントロールツマミを、画像の右側の矢印のように、反時計回転方向に止まるまで回し、全開にしておきます。
ポンプユニットのスタート/ランレバーを、画像左側の矢印のように、時計回転方向のスタート側になっていることを確認します。
バーナー着火準備をします。
右手はライターを持ち、左手はメインバルブを素早く開ける準備です。
まず、バーナー付近でライターを点火します。
メインバルブを素早く、矢印の回転方向一杯に回し、バルブを全開にします。
バーナーからガソリンの混合気が噴出し、ライターの炎に引火します。
20秒ほど燃焼させ、炎が安定したらスタート/ランレバーを反時計方向に回します。
炎の安定を待たずに、ラン側に回してしまうと、炎はいつまでも安定しません。
スタート側のまま、燃焼を続けるとフューエルボトル内の圧力低下を招いてしまいますので、同時に出力も低下します。
つぎに、20回~30回ポンピングを行い、エアーを補充します。
コッヘルや調理器具をゴトクに載せてコントロールツマミで火力調整をします。
フッ素樹脂コーティングされた肉厚の薄い鍋は、コーティング皮膜や鍋そのものを傷めることがあるので、火力を絞って使用します。
使用できる鍋の大きさの限界は、直径230mm、容量6L程度を目安としているそうです。
以上が着火の手順ですが、この手順を忘れても大丈夫です。
クイックマニュアルのステッカーが付属していますので、フューエルボトルに張っておけば、これを参照しながらできるので安心です。
昼間の画像では、着火がわかりづらいので、夜間に撮影してみました。
上の画像は、風が吹いている状態で、着火直後です。
結構強い風にもかかわらず、シューという音ともに炎は安定しています。
これがギガパワーWGストーブ自慢の、極小のトロ火です。
■消化方法
メインバルブを時計回転方向(閉じる方向)に一杯に回して、燃料を遮断します。
コントロールツマミを反時計回転方向に一杯に回して、全開状態(最大火力)にします。
バーナーから炎が消えたあと、コントロールツマミを時計回転方向(閉じる方向)一杯に回します。
■分解
ストーブの分解は、充分に冷めてから行います。
メインバルブが、時計回転方向に一杯に閉まっていることを確認して、ポンプユニットからフューエルホースを外します。
フューエルボトルをまっすぐに立てた状態で、ポンプユニットを反時計回転方向にゆっくりと回しエアーを抜きます。
ストーブ本体からフューエルホースを外します。
ストーブ本体のゴトクを収納します。
ゴトクスプリングを押し下げてコントロールツマミ側に回転させます。
それぞれの部品をケースに収納します。
組み立て、着火などギガパワーWGストーブ独自の方法ですが、このストーブの仕組みを理解していれば、バルブの操作を覚えるのは簡単です。
ポンプユニットのバルブは燃料の供給を行い、コントロールツマミは火力調整を行うといった具合に覚えておけば、操作の仕方を理解できます。
そして、ホワイトガソリン燃料のストーブとはいえ、氷点下の気温のときは、瞬時に着火しない可能性が高くなります。
そのときは、バーナー付近で少量のバーニングペーストか、ガソリンを燃焼させてプレヒートをします。
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