Petromax(ペトロマックス)を早く点火してみたい、という逸る気持ちを抑えて、まず使用前の点検と調整です。
輸送状態や出荷状態の関係で、各部品が緩んでいないかなどを点検します。
灯油を燃料としていますので、事故につながらないようにシッカリと確認します。
初めて点灯する前に、一番上のトップフードの表面をキレイにします。
汚れがついたまま点火すると、熱によってシミができることがあるので柔らかい布でキレイにします。
せっかく、キレイなメッキが施されているので、ここは気をつけたいものです。
トップフードを取り外し、グラスチムニー(ホヤ)の上下についている白いプラスチック皿を取り外します。
この部品は、輸送の際、グラスの破損を防ぐためのものです。
このまま燃焼させると、溶けてえらいことになりますので。
燃料が吹きだす部分、ニップルが緩んでいないかを確認します。
ゆるんでいる場合は、付属のスパナで締め付けます。
バルブホイールをまわしたときに、ニップルの穴からニードルが上下するかを確認します。
バルブホイールは、左右どちらにまわしてもOKです。
画像は、バルブホイールを上にしてニップルの穴からニードルが飛び出した状態です。
(閉のポジション)
輸送中の振動でミクシングチューブ(1)が下がったり、弁(2)が傾いている場合があるので、確認します。
ニップルから噴出した灯油のガスは、空気と混合されてミクシングチューブに入る、という仕組みになっています。
スクリュー(3)を緩めてミクシングチューブの高さの調整をします。
専用スパナには、ゲージがついていますので、ニップルとミクシングチューブの隙間に差込み、高さを調整します。
隙間は、ゲージの長さ以上なければ、うまく燃焼しないそうです。
次に、ミクシングチューブには、ガスの流れを調整する弁(2)が付いています。
マイナスネジの溝が垂直になっている時、弁が最大に開きます。
基本的には、この状態にします。
これで、使用前の点検調整は準備できました。
次回は、
マントルの取り付け をします。
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